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社内報の印刷やめますと言われたときに
CMS  Web社内報とは​本当はこのかたちのことではないか

Web社内報といってクライアントが最終的にイメージしているのは、Webサイトを見るように社内報を読むことだと考えられます。
そこでCMSを使います、なのですが、これはコンテンツ マネジメント システムの略で、つまりWebサイトを構築する仕組みです。同じことを別の言葉で言って煙に巻く、インターネット系用語を考えるやつは鼻持ちなりませんね。


ただ、Webサイトの構築にはかつては非常に面倒くさいhtml言語というプログラムを使わなければならず、膨大な時間がかかり、一定の専門知識が必要でした。
その点、CMSはいろいろな機能がぐっと簡素化できるよう工夫されています。
FBやインスタグラムほかのSNS、多くのブログはCMSを使っています。ちなみにこのページもWixというCMSを使って作っています。1P作るのにかかる時間はhtmlを使っての構築と比べると半分以下です。コンテンツマネジメントを謳うだけのことはあります。

CMSによるWeb社内報のメリット

1 ペーパーレス化の実現(CMSを刷る人は一定数いるが)

2 情報量のボリューム制限がない(A4等の定型サイズ、偶数、4の倍数ページでなくていい)
3 頻繁に更新できる、急ぎの情報発信に強い

4 後から情報の修正が容易
5 少ない読者にも対応できる

6 動画、SNSなど、多彩なコンテンツ表現との連携が可能

7 どのページが何回、いつ見られたかがデータ化される(アクセスログが取れる)

これらはあらゆるCMSサイトによく書かれていることです。将来的には5、6、7がキモになると思います。

少ない読者にも対応できる

印刷の場合、一定部数を刷らないと割高感があり、「印刷しなくても」「編集プロダクションに依頼しなくても」ということになりますが、CMSは10人だろうが10000人だろうが、原則同じことです。工場報、部内報等、少人数のコミュニケーションツールとしてはCMSは効果を発揮すると思います。

動画、SNSなど、多彩なコンテンツ表現との連携が可能
このシリーズにもあちこちにリンクが設定しており、クリックで参考サイト、データに簡単に遷移できます。例えば何かの使い方などを誌面で文章で解説するより、実際に動画で紹介する方がより分かりやすいでしょう。
1Pに多くの情報を多層的に掲載できるということです。


どのページが何回、いつ見られたかがデータ化される(アクセスログが取れる)
どんなサイトでもそうですが、アクセスログは残ります。社内報CMSであればどのページが何回見られているかが分かります。これは企画を考える際の重要なデータになります。
CMSというよりWeb全般が持っている特性ですね。

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アクセスログの一例
​いつ何人が見たか、どの記事が見られたかがわかる。渾身の社長インタビューが閲覧順位下位という不都合なファクトがわかってしまうことも。(実体験)

CMSによるWeb社内報のデメリット

1 デジタルな閲覧環境が必須

2 デザインがシンプルで変化に乏しい(絶対横書き、書体少ない、写真等、オブジェクトの配置に制限あり)
3 更新期間が空くと閲覧頻度が低下する

4 家族・グループ会社・学生など、外部の者に見せにくい

5 更新を重ねるごとにいつでも読めるという気楽さが生じ、閲覧習慣が希薄になる

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